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東南アジアで成功する日本人プロのパーソナルブランディング戦略

要約

  • 東南アジアにおける日系企業の数は急増しており、大きなキャリアチャンスが生まれています。
  • 一方で良いポジションを巡る競争を激化させるため、自分という人材を差別化することが不可欠です。
  • 戦略的なパーソナルブランディングは、このダイナミックな市場で雇用主の目に留まり、キャリアアップを達成するための鍵となります。

1. なぜ今、東南アジアが日本人プロフェッショナルの最前線なのか

東南アジアは今、日本人プロフェッショナルにとってかつてないチャンスの地となっています。実際、2024年時点でASEAN諸国に進出する日系企業は約15,000社。そのうち65.8%が利益見込みありという調査結果からも、この市場がいかに活発であるかがうかがえます。

しかし、ビジネス機会の拡大は同時に人材競争の激化も意味します。優良ポジションや現地採用枠をめぐる競争は激しく、かつてのように「日本人であること」や「日本企業での勤務経験」がそのまま評価される時代ではありません。

そこで注目されているのが、戦略的なパーソナルブランディングです。

履歴書の肩書きや資格だけでなく、「自分は何者か」「どのような価値を提供できるか」を明確に示す力が、海外キャリアにおける新しい評価軸として重要性を増しています。

私たちGood Job Creationsも、2006年の創業以来、数多くの日本人プロフェッショナルと東南アジア企業との橋渡しをしてきました。その経験から見えてきた成功の鍵が、この「パーソナルブランディング」です。

本記事では、「なぜ東南アジアが今、日本人にとってキャリアの最前線なのか」、そして「従来の評価基準からどう脱却し、自分を差別化すべきか」という問いに答えながら、個人のブランド力で道を切り拓く方法を探っていきます。

2. データで見る:ASEAN主要4市場の日本人材ニーズ

東南アジアにおける日本企業の存在感と成長意欲は、今や無視できないほどの規模に達しています。JETROが2024年に発表した調査によると、ASEANに進出する日系企業のうち65.8%が黒字を見込んでおり「今後1~2年で事業拡大」と回答した企業の割合は28.4ポイント増加しました。これは、域内でのビジネス拡大に伴い、現地で即戦力となる日本人材へのニーズが高まっていることを示しています。

タイ:
製造業が支える巨大な日系クラスター

  • 日本人居住者数70,421
  • 日系企業数6,083
  • 特に自動車産業のサプライチェーンにおいて約70,000人の熟練労働者を雇用しており、技術指導・品質管理などで日本人のマネジメント力が重視されています。

香港:
グレーターベイエリアとASEAN展開への中継地

  • 日本人居住者数:24,097人
  • 日系企業数:1,400社超(前年比+2.3%)
  • [60%]の企業がASEAN・GBA(グレーターベイエリア)展開に関心

政治的な混乱を経てなお、香港はアジア戦略拠点としての機能を維持しており、日本語・英語のバイリンガル人材が重宝されています。

イマレーシア:
電子機器製造と物流の拠点

  • 日本人居住者数:24,545人
  • 日系企業数[1,602社]
  • 96%が今後も事業を継続する予定」と回答
電子機器・部品製造、特にペナンやジョホールでは製造業に加えて、購買・生産管理などの領域で日本人材が求められています。

シンガポール:
日本語スキルが最大の武器になる国

  • 外国語スピーカーにおける年収比較では、日本語スキル保有者の平均年収がSGD 40,164でトップ
  • 外国語求人のうち日本語関連が52%を占め、タミル語やマレー語を大きく上回る需要

シンガポールでは、金融・IT・サポート業務を中心に、日本語が話せる人材が「高付加価値人材」として評価される環境が整っています。

これらの具体的なデータが示す通り、東南アジアは今や日本人プロフェッショナルにとって“第二の国内市場”とも言える舞台となっています。しかし、その分競争も熾烈です。単に語学力や経験があるだけでは不十分であり、「どんな人材で、どんな価値を発揮できるか」を明確に伝える必要があります。

次章では、そのための武器となるパーソナルブランディングについて、より実践的に解説していきます。

3.現代の挑戦:競争市場で“選ばれる人材”になるには?

日本人プロフェッショナルにとって、東南アジアはチャンスに満ちた市場です。しかしその一方で、その市場が成長すればするほど、そこに集まる優秀な人材も比例して増えるという現実があります。

2024年のJETRO調査によると、ASEANに進出する日系企業の43.8%が「今後1~2年で事業拡大」を計画しており、この成長が更なる採用ニーズを生んでいます。加えて、60%近くの企業がグレーターベイエリアや周辺国への地域展開を検討中であることから、人材に求められる「付加価値」も高度化しています。

もはや「日本人であること」だけでは足りない理由

かつては、「日本語が話せる」「日系文化に精通している」といった点が、日本人にとって東南アジア市場での大きな強みとなっていました。しかし、今やそれだけでは競争優位とは言えません。

特にシンガポールのような成熟市場では、労働ビザ(EPやS Pass)の取得が年々厳しくなっており、企業が外国人を採用するには明確な“現地人材では代替できない理由”が求められる時代です(※例:MOMのEP申請審査強化)。

さらに、日本語を話すローカル人材(例:華人系シンガポール人や日系学校出身者)も増加しており、「語学ができるから」という理由だけでは採用に至らないケースも多くなっています。

つまり、採用担当者はこう考えます:

「同じような日本語力なら、ビザが不要なローカルを選ぶほうがリスクもコストも低い」

このような環境下では、語学や国籍ではなく「個としての強み=専門性や実績で勝負する」ことが不可欠です。

東南アジア市場で活躍するためには、「日本人であること」や「業界経験」だけでは不十分です。今後求められるのは、

「どの企業にも通用する“パーソナルブランド”を持つこと」。

4.キャリアと収入を伸ばす「パーソナルブランディング」という新常識

現代のキャリア形成に欠かせないのが「パーソナルブランディング」です。これは、ただの自己アピールではなく、自分の強みや価値を他者に伝える戦略的な手段です。特に、採用や収入に直結する重要スキルとして注目されています。

■ データが示す「ブランディングの重要性」

以下のデータは、世界の採用動向や人事戦略に関する調査結果から引用したものです:

  • 雇用主の70%が履歴書よりも個人のオンラインブランドSNS・ポートフォリオなど)を重視

求職者のSNSやネット上での情報をチェックして判断する傾向が増加

プロフェッショナルとしての一貫したメッセージ性を重要視

これらのデータからも、ブランディングが単なる自己表現ではなく、「戦略的に収入とチャンスを引き寄せる手段」であることがわかります。

■ 謙遜する文化とのバランスは?

日本人にとって、「自分を語ること」に抵抗があるのは当然です。しかし、パーソナルブランディングは「自慢」ではなく「共有」です。

たとえば:

✗「私がすべてを主導しました」

〇「業務効率化プロジェクトを担当し、マニュアル整備と自動化ツールの導入によって、月20時間の作業時間削減に貢献しました。」

事実と貢献を丁寧に伝えることで、謙虚さとアピールは両立できます。

■ 今日からできる3ステップ
  1. 自分の経験・スキルを言語化する(自分の棚卸し)
  2. プロフィール (LinkedIn)・SNS・ポートフォリオで発信
  3. 周囲の反応を元にブランドを調整・改善
「何を伝えるか」だけでなく、「どう見せるか」が問われる時代です。

実力があっても、それが伝わらなければ評価されない時代です。

パーソナルブランディングは、あなたの経験と価値を“正しく伝える”ための手段。

では、どのようにすればその価値を相手に伝わるかたちで表現できるのでしょうか?

次に、パーソナルブランディングを正しく伝えるための具体的な方法をご紹介します。55.クションステップ:東南アジアで通用するプロフェッショナルブランドの築き方。

5.【実践編】東南アジアで通用するブランドを築く5つのアクションステップ

東南アジアの成長市場でキャリアを築くうえで、パーソナルブランディングは、自分の魅力を伝えるための“自己紹介ツール”です

単なる“自己アピール”ではなく、「誰に、何を、どう伝えるか」を戦略的に設計することで、競争優位性を確立できます。

ここでは、日本人が東南アジアで通用するブランドを築くための、段階的なステップをご紹介します。

✅ ステップ1:LinkedInプロフィールの最適化(英語・日本語対応)

  • 英語と日本語のバイリンガル対応で、グローバル採用担当者に伝わるプロフィールへ。
  • キャッチフレーズ(Headline)と要約(About)は、職種と地域ニーズに合わせてカスタマイズ。
  • 実績は「数字+成果+役割」で簡潔に表現。

例:I have increased the supply chain efficiency by 23% in Thailand-based operations as a local project lead.

🔹 業界別ヒント:

製造業 → 工場・サプライチェーンの改善例を強調

IT業界 → スキルスタックと実績を明示(GitHub連携も有効)

金融 → リスク管理・収益改善など数字で説得力を持たせる

✅ ステップ2:業界特化型ネットワーキング戦略

  • ASEAN諸国の業界特化型イベントやウェビナーに参加(例:Tech in Asia、ASEAN HR Forum など)
  • LinkedInで出会った相手には、3日以内にお礼 (なるべく早く)+共通点に触れたメッセージを送る
  • ローカルとの関係構築では、“Give first”の姿勢を大切に

🔹文化的ポイント:

「自分を売り込む」より「信頼関係を築く」が重視されやすい地域も。

挨拶+共通の関心テーマを起点に関係を築くと効果的です。

✅ ステップ3:専門スキルの可視化とポートフォリオ構築

  • 自分のスキルや成果を、ビジュアルで見せる形(例:NotionPDF、動画)で整理
  • プロジェクト事例・数値成果・チーム貢献などを中心に構成
  • 英語・日本語どちらでも読める形式で用意し、採用面談時にも活用

🔹海外企業が注目するのは“具体性”と“再現性”

単なる肩書きではなく、「どんな課題にどう取り組み、どう成果を出したか」が鍵です。

✅ ステップ4:文化的橋渡し能力のアピール

  • 日本的な価値観(丁寧さ、チーム志向)と、ASEAN的なスピード感・柔軟性の両方を理解・尊重している姿勢を伝える
  • 面接や交流の場では、「多文化チームでの調整経験」を積極的に話す
🔹 例文: “Having worked in a Japanese manufacturing firm and collaborated with Thai partners, I’ve developed a strong sense of cultural adaptability and cross-border communication.”

✅ ステップ5:オンライン・オフライン統合型ブランディング

  • SNS(LinkedIn[X][YouTube]など)と、リアルでの活動(勉強会・交流会)を一貫性のあるメッセージでつなぐ
  • プロフィール写真・投稿トーン・活動記録に統一感を持たせ、「あなたらしさ」がどこでも伝わる設計に

🔹意識すべきキーワード: 海外キャリア / 日本人プロ / グローバル思考 / 自己アピール

ブランディングは積み上げ型の“信用資産”

東南アジア市場で活躍するには、英語力だけでなく、文化理解 × 情報発信 × 実績提示の3点セットが必要です。 どのステップも、小さく始めて、継続することで差がつくものばかりです。 今日から少しずつ、「自分というブランド」を形にしていきましょう。

6. まとめ:あなたの価値を“ブランド”にし、選ばれる人材になる

東南アジアでのキャリア成功は、偶然ではなく「準備した者に訪れるチャンス」です。

その準備の第一歩が、自分自身を戦略的に伝える「パーソナルブランディング」です。

実力を正しく見せる力がある人こそ、グローバルな市場で選ばれ、評価され、収入も伸ばしていけます。

あなたの経験・スキル・価値観を、今こそ“ブランド”として形にしてみませんか?

✅ 今すぐ始めたいあなたへ:

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執筆者:

執筆: Madoka

編集・加筆: Yuhei・Rose

原案(英語):Destiny

調査:Jocelyn

マレーシア採用の課題を解決|日系企業向け「人材定着」の新戦略

【この記事の要点】マレーシア採用の3つの課題

  • 加速する人材獲得競争:外資系・ローカル大手企業が提示する魅力的な条件により、候補者優位の市場が形成されている。
  • 価値観のミスマッチ:日本的な雇用慣行(年功序列など)と、現地の若手が求める成果主義・キャリア成長の間にズレが生じている。
  • 採用チャネルの限界:従来の人材紹介や求人サイトだけでは、優秀な若手・専門人材へのリーチが困難になっている。

〜人材確保の新たな視点と、企業成長を支える採用戦略〜

2024年、日本とマレーシアは外交関係樹立67周年という節目を迎えました。マハティール元首相が提唱した「ルック・イースト政策」以降、日本とマレーシアの経済関係はより深く、実りあるものになっています。

現在、マレーシアでは1,600社以上の日本企業が活動し、製造業だけで34万人以上の雇用を創出。さらに24,545人の日本人がマレーシアに在住(2022年12月時点/外務省データ)しており、日本企業にとって、マレーシアはまさに“ビジネスと生活の拠点”となっています。

成長市場マレーシアで日系企業が直面する「人材が採れない、定着しない」という課題

2023年のJETROによる『アジア・オセアニア日系企業実態調査』によると、マレーシアは引き続き日本企業にとって魅力的な投資先とされています。一方で、「熟練した有能な人材確保と定着の難しさ」が難しくなっているという声も増えています。

マレーシアの労働需要はQ1 2025時点で1.4%増加(HR Asia調べ)。市場は“候補者優位”となり、スキルのある人材の確保が年々難しくなっています。

さらに、『PWCマレーシアCEOサーベイ2024』では、マレーシア企業の経営層の多くが「スキル人材の不足」を極めて深刻なリスクと捉えていることが明らかにされています。

競争激化の具体例:ローカル大手・グローバル多国籍企業が提示する魅力

このような競争激化の中で、マレーシアのローカル大手企業やグローバル多国籍企業(MNC)は、単に給与を合わせるだけでなく、以下のような付加価値で若手人材を惹きつけています。
  • 柔軟な働き方(リモートワークやハイブリッド勤務、フレックスタイム制度など)
  • 充実したキャリア開発プログラム(研修、メンター制度、グローバルローテーションの機会)
  • 明確でグローバルなキャリアパスと海外勤務のチャンス
これらは、従来「日本ブランド」のみを魅力に感じていた候補者に対し、大きな選択理由となっており、「Gartnerの2024年Future of Work Trends報告書」でも、APAC地域全体で「柔軟性」と「成長機会」の需要増が示されています。

日本企業が見落としがちな、現地トップ人材との3つの文化的ギャップ

1. 日本の価値観と現地人材のギャップ

日本企業が重視する価値観と、マレーシアの若手人材が求めるものには、主に以下の点で大きなズレが見られます。

  • キャリア成長のスピード感: 日本の「年功序列」に対し、現地人材は「成果主義での早期キャリアアップ」を期待します。
  • 「安定」の定義: 日本の「終身雇用的な安定」とは異なり、現地プロフェッショナルは「自身の市場価値を高められる成長機会」こそが安定だと考えます。成長が停滞すれば、転職も厭いません。
  • ワークライフバランスの重視: Hiredly社の2025年レポートによれば、69%がキャリアアップを望む一方、長時間労働を望むのはわずか15%です。成長と私生活の両立が必須条件となっています。

総じて、彼らが強く求めているのは「早期のキャリア成長」「ワークライフバランス」「裁量と自由」の3点です。

2. ローカル企業・MNCとの競争

マレーシアのローカル大手企業やグローバル企業は、給与だけでなく、柔軟な働き方や充実した福利厚生で若手人材にアピールしています。これに対し、日本企業の「日本ブランド」は現地人材にとって以下のような魅力と課題が共存しています。

  • 日本ブランドの強み:高品質・高水準の製品・サービス、技術力の高さ、そして日本での研修や教育機会などが評価されています。
  • 一方での課題としては:厳格なヒエラルキー構造、意思決定の遅さ、そして欧米系多国籍企業と比べて過剰な残業が多いという印象が挙げられます。

こうした現地の認識を理解し、受け入れつつ、柔軟な働き方の導入や明確で魅力的なキャリアパスの提示など、競争力のある雇用価値提案を行うことが信頼獲得と採用成功の鍵となります。

3. 採用チャネルの限界

従来の人材紹介や求人サイトだけでは、特に若手の優秀層や専門スキルを持つ人材にリーチすることが難しくなっています。マレーシアではLinkedInがビジネスパーソンに広く利用されているほか、JobStreetなどのローカル求人ポータルも依然として強力な採用チャネルです。

これらのプラットフォームを活用しつつ、SNSや業界ネットワークを通じて候補者一人ひとりにパーソナルに働きかける「個別アプローチ」がますます重要になっています。例えば、LinkedInでのダイレクトメッセージや、業界コミュニティでのネットワーキングを通じて、候補者の関心やニーズに寄り添ったコミュニケーションを行うことが求められています。

失敗しがちな伝統的戦略:「柔軟な働き方」の本質とは

マレーシアのプロフェッショナル層は、リモートワークやハイブリッド勤務、圧縮労働週、柔軟な勤務時間など「実質的なワークライフインテグレーション」を期待しています。これらはもはや特典ではなく、特に高度なスキルを持つ人材にとっては最低限の条件となっているのです。

CXC Globalの「Future of Work」報告でも、アジア市場における柔軟な働き方の重要性が繰り返し強調されています。

人材戦争を制するための4つの戦略

ここでは、マレーシア在住の日系企業や、日本語を話す現地人材を採用したい企業様に向けて、実践的な採用戦略をご紹介します。

1. 雇用主としての魅力を再定義する

単なる給与条件の提示ではなく、「自社ならではの経験や成長機会」を明確に伝えることが重要です。

例として、

  • 世界的に評価される日本のモノづくり理念や、綿密なプロセス管理のトレーニングを受けられる育成制度
  • 日本本社との直接連携機会があり、グローバルなキャリア視点を持てる環境
  • 安定性とチャレンジ精神が共存する職場文化

を具体的に言語化し、GJCはクライアントの「日本ブランド」を現地市場に刺さる形で再構築・発信するサポートを提供しています。

2. 採用プロセスのローカライズと文化的感度の向上

例えば:

  • ジョブディスクリプションには、業務内容だけでなく「事業へのインパクト」「スキル習得機会」を盛り込みましょう。
  • 面接では多様な面接官を配置し、双方向の対話を重視。若手マレーシア人材は質問や企業文化の確認を期待しており、一方的な面接は敬遠されます。
  • さらに、面接官にはクロスカルチュラルコミュニケーション研修を行い、直接的かつ明確なフィードバックを心掛けることが効果的です。

3. 多層的な採用チャネルを駆使する

SNS広告、リファラルプログラム、そして専門性の高いリクルーター活用を組み合わせましょう。

特に日本語能力や日本企業文化への理解が必要な人材については、GJCのような日本企業向けに特化した専門リクルーターが重要です。豊富なネットワークと業界知識により、アクティブに転職活動をしていない候補者にもアプローチ可能です。

4. 入社後のフォローアップを最重視

採用したその日から「定着支援」が始まります。入社初日から「育成・評価・キャリアパス」が見える構造を用意し、信頼関係を築くことで離職を防ぎます。

  • 勤続年数だけに頼らず、透明性のあるキャリアパス設計を行う
  • 年1回の評価だけでなく、定期的なフィードバックセッションを設ける
  • ローカルマネージャーと日本人駐在員が連携したメンタープログラムを運用し、異文化理解を深める

GJCが提供する、マレーシア採用の「確かな選択肢」

Good Job Creationsは、2006年からASEAN地域に特化し、日本企業とマルチリンガル人材の架け橋として活動しています。
  • 業界特化の専門性:日本企業文化と現地ニーズを深く理解
  • 多言語対応のコンサルタント:日本語・英語・中国語を自在に操り、本社と現地のコミュニケーションギャップを解消、採用スピード向上と文化的整合性を確保
  • 人材不足やスキルミスマッチに強いソリューション提供
ビザ手続きのワンストップ対応や、定着を前提とした採用設計・面接アドバイスで課題解決を支援
  • トータルサポート
    • 正社員紹介
    • 契約社員/人材派遣
    • ビザサポート
    • 採用プロセスアウトソーシング(RPO)
    • 現地市場動向を踏まえた採用コンサルティングと情報提供
「ビザ申請での煩雑さを解消」「高度人材の確保」「採用プロセスの負担軽減」をそれぞれの課題に応じてサポートします。
人材課題を、企業の持続的な成長チャンスへ

マレーシアは依然として日本企業にとって大きな可能性を秘めた市場です。

今こそ、「採用=単なる埋め合わせ」から「採用=惹きつけ、育て、残す」へと戦略を転換しませんか?

人材戦略の最適化が貴社の持続的成長を加速します。

マレーシア・シンガポールでの日本人材採用や日本語話者の現地優秀人材確保をご検討の際は、ぜひGJCへご相談ください。

📩 マレーシアやシンガポール採用・拠点支援のご相談はこちらから
Good Job Creations https://jp.goodjobcreations.com.sg/request-talent/ 電話:+65 6258 8051

執筆者:

執筆: Kota Baba

編集・加筆: Rose Tan

原案(英語):Destiny Goh

調査:Jocelyn Lim

シンガポールでの継続的学習:日本語話者向けスキルアッププラットフォーム

進化するシンガポール市場で生き抜くキャリア戦略

シンガポールの求人市場は非常に活発であり、外国人を含めたビジネスパーソン同士の競争は年々激化しています。実際、シンガポール政府は今後5年間でAI分野に10億シンガポールドル超の投資を行う計画を発表しており(参考)、国としても最先端分野の人材強化に本腰を入れています。こうした動きに伴い、企業が求めるスキルも高度化・多様化しており、継続的な学習がキャリア形成においてますます重要になっています。

変化のスピードが速い今の時代では、生涯学習を通じてスキルを磨き続けることが、キャリアの維持・発展に直結します。とくに外国人として働く日本人および日本語を話すビジネスパーソンがシンガポールで活躍し続けるためには、自らのスキルを見直し、成長の機会を主体的に掴みにいく姿勢が不可欠です。本記事では、競争の激しいシンガポール市場で日本人および日本語を話すビジネスパーソンがキャリアアップを目指すための、おすすめ学習法をご紹介します。

なぜ継続的学習が必要

技術の急速な進化

AIや自動化の進展により、あらゆる業界で職務内容が変化しています。デジタルスキルやITリテラシーは今や必須です。
  • データ分析ツールの習熟は、もはやIT職だけでなく、マーケティング、HR、オペレーションなどあらゆる職種で“当たり前スキル”になりつつあります。
  • 重要なのは「コードを書けるエンジニア」になることではなく、自分の業務におけるテクノロジーの影響を理解し、Excelの高度機能/Tableau/Power BIなどの基本操作をマスターすることです。
  • デジタルリテラシーを強化することで、業務効率化やデータ駆動型の意思決定に貢献でき、キャリアの将来耐性(フューチャープルーフ)を高められます。

業界ニーズの変化

業界問わず、ニーズに対応し続けるためには、関連する資格やスキルの習得が求められます。自分のキャリアプランや仕事内容に関連する資格を取得することで、チャンスが広がります。

  • シンガポールは「グリーンファイナンス拠点化」を戦略的に推進しており、2022年予算で公共部門が2030年までに最大350億シンガポールドルのグリーンボンドを発行すると発表しました(参考:https://www.legal500.com/global_green_guide/sustainable-finance-hub-singapore/)。
  • 建設やインフラ投資の分野でもサステナビリティ重視が鮮明で、ESG(環境・社会・ガバナンス)知識やグリーンスキルを持つ人材へのニーズが急速に高まっています。
  • 伝統的な業界においても、環境配慮や社会的責任を果たせる専門家は希少価値が高く、先行して関連コースや認定を取得することで、市場価値を大きく引き上げられます。

競争力の維持

新しいスキルを習得することで、他の候補者との差別化が可能です。自ら学ぶ姿勢は、雇用主に好印象を与えます。
  • 同じ目標を持つ学習仲間と切磋琢磨することで、自己成長の実感とプロフェッショナルネットワークの拡大も期待できます。

継続的学習のメリット

継続的に学ぶことで業務の幅が広がり、昇進や昇給のチャンスを高めることができます。

  • 自信と達成感を得る:たとえば、リーダーシップ研修を受けることで、多国籍チームを自信を持って率いることができたり、データ分析スキルを身につけたことで、説得力あるインサイトをプレゼンできるようになったとき、自分の成長をはっきり実感できます。
  • 仕事への意欲や前向きさが高まる:新しいことを学び、それを実際に使えるようになると、日々の仕事にもやりがいや面白さを感じられるようになります。これは職場でのエンゲージメント(仕事への没頭感)やレジリエンス(困難に対する回復力)の向上にもつながります。
  • 仲間との学びで視野が広がる:学習を通じて出会う仲間たちとの交流も、自分の視野を広げる大切な要素です。異なるバックグラウンドを持つ人々とのディスカッションや情報共有は、成長のスピードと質を高めてくれます。

キャリアの転換にも有効

シンガポールで異業種や新しい職種への転向を検討している方にとっても、継続的な学習は大きな武器になります。

  • スキルの架け橋を築く:汎用スキル(transferable skills)──たとえば、プロジェクトマネジメント、顧客対応、品質管理、チームワークなど──は、業界が変わっても活かせる貴重な資産です。
  • ターゲット職種に必要な知識を補う:キャリアチェンジを成功させるには、短期コースや資格取得を通じて、シンガポールの市場で求められるスキルを補完することが効果的です。特にIT、データ分析、ヘルスケア、グリーン産業などはスキル移行のチャンスが多くあります。
  • SkillsFutureを活用:シンガポール政府は「SkillsFuture」制度を通じて、キャリア転換支援や再スキル教育を積極的に推進しています。永住者や市民が中心対象ですが、外国人も同様のスキルアップの考え方を取り入れる価値があります。
  • GJCによる転職アドバイス:GJCでは、これまでの職歴を分析し、どのようなスキルが他業種でも通用するのか、どのような知識を補えば次のキャリアに活かせるかといった具体的なアドバイスを行っています。

スキルアップが必要な主な分野

下記で紹介するスキルは業種を問わず多くの場面で求められる重要な能力です。
  • デジタルスキル
    • プログラミング
    • データ分析(TableauやPower BIなど)
    • SNS運用
    • クラウド
    • セキュリティ
  • ソフトスキル
    • マネジメント・リーダシップ
    • 多文化環境でのコミュニケーション力
      • シンガポールでは比較的率直なコミュニケーションが好まれる一方、日本では曖昧な表現が一般的です。相手の文化的背景を踏まえた伝え方を意識することが大切です。
      • 日本のように上下関係が明確な文化と異なり、シンガポールではフラットな職場文化も多く見られます。必要以上に遠慮せず、自分の意見を適切なタイミングで発信することも重要です。
    • 問題解決力
    • 柔軟性
  • 業界知識
    • 会計知識
    • 業界における法規制

シンガポールで活用できるおすすめ学習プラットフォーム

  • オンライン学習
    • Coursera
      • 大学レベルの本格的な内容を自宅で学べる。修了証が就職や転職にも役立つ。
    • Udemy
      • 気になるスキルを手軽に買い切りで学べる。セール時は格安で受講できるのが魅力。
    • LinkedIn Learning
      • 仕事に直結する内容が多く、効率よくスキルアップしたい人に向いている。
    • ストアカ
      • 仕事に直結する内容が多く、効率よくスキルアップしたい人に向いている。
    • JMOOC
      • 大学の講義を無料で受けられる。学び直しや教養を深めたい人におすすめ。
  • 業界団体
    • セミナー
      • Singapore Business Federationなど
    • 資格講座
      • SAS – Singapore Accountancy Commission、SCS – Singapore Computer Societyなど
  • コミュニティ学習
    • ネットワーキング
      • シンガポール日本商工会議所、和協会、日系コワーキングスペースOne&Coなど ※弊社でも定期的にネットワーキングイベントや、セミナーを実施しています。
    • 勉強会
      • Peatix、Meetup、SG Innovate、Block71、在星日本人向けFacebookグループなど

学習を継続するためのヒント

  1. 現状のスキルを見直し、目標を明確に
    • 自分のスキルセットを客観的に評価するために、SWOT分析(Strengths/Weaknesses/Opportunities/Threats)を行いましょう。
    • また、業界に精通した弊社キャリアコンサルタントが、皆さまのキャリア目標の設定をサポートいたします。
  2. 学習計画を立てて継続する時間を確保
    • SMARTフレームワークの活用:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time‑bound(期限設定)の5要素で目標を定義。
    • 大きな目標は週単位のタスクに分解し、重要な予定と同じようにカレンダーに組み込んで習慣化しましょう。
  3. 多様な学習リソースを活用
    • オンライン講座だけに頼らず、業界記事の定期購読やウェビナー参加、ネットワーキング、社内OJTの機会も活用しましょう。
  4. 新しい知識を実践し、フィードバックを得る
    • 学んだ知識は「使ってみる」ことで身につきます。社内プロジェクトへの参加や自主プロジェクトを立ち上げ、実践機会を増やしましょう。
  5. 学習コミュニティを築く
    • 同じ目標を持つ仲間とつながることで、課題や成功体験の共有ができ、継続力が高まります。
    • オンラインフォーラムやローカルの日本人向け勉強会、Meetupなどを活用し、定期的に情報交換・ディスカッションを行いましょう。

将来への投資としての学び

シンガポールでのキャリアアップを目指すなら、継続的学習は最大の武器です。Good Job Creationsは、シンガポールで働く日本人・日本語話者が仕事において成功するための学習・キャリア支援を全力でサポートします。

またシンガポールでの転職やキャリアアップをお探しの方におかれましてはこちらに履歴書をご提出くださいませ

執筆者:

執筆: Rei Matsuda

編集・加筆: Rose Tan

原案(英語):Destiny Goh

調査:Jocelyn Lim

シンガポール進出必見:アジア企業向けワンストップ(採用支援含む)

アジアビジネスのハブとして注目を集めるシンガポール。日本企業にとっても、ビジネス拠点としての重要性は年々高まっています。

日本貿易振興機構(JETRO)など各種公的データによれば、シンガポールには現在、多くの日本企業が進出しており、シンガポール日本商工会議所(JCCI Singapore)には785社が加盟しています(2023年12月末時点)※1。

近年では、「Japan-Singapore Co-Creation Platform」などを通じて両国間のビジネス連携がさらに深まり、イノベーション創出や新規事業展開の機会が広がっています。

なぜシンガポールが、これほどまでに日本企業に支持されているのでしょうか?

その主な理由として、以下の点が挙げられます。
  • 低い法人税率(17%)
  • 多国間自由貿易協定(FTA)
  • 強固な知的財産権保護制度
  • 透明な法制度・安定した政治体制
  • 先進的な交通・通信インフラ

このような好条件により、シンガポールは「ビジネスの成長と安定の両立が実現できる国」として多くの日本企業に選ばれています。

1. 日本企業が注目すべきシンガポールの成長産業

  • フィンテック(Fintech)
  • スマートシティ・AI
  • ロボティクス・オートメーション
  • ヘルステック・バイオテクノロジー
  • フードテクノロジー・サステナビリティ

日系企業の成功事例

キッコーマン株式会社(Kikkoman Corporation)

キッコーマンは、シンガポールの多様な人口構成と先進的な食品研究開発(R&D)インフラを活用し、植物由来の即席麺キットを開発、同社は2005年に国立シンガポール大学(NUS)にR&D拠点を設立し、その後バイオポリスに移転。

A*STARやEDBなどの公的機関との連携を通じて、食品科学の取り組みを拡大しています。

出典:

Made in Singapore, making a difference in the world

マキノアジア(Makino Asia)

マキノアジアは1973年にシンガポールへ進出、

「中国やインドなどの大市場を対象とする製品開発は、市場に近く、市場をよく知れる場所で行うほうが理に適う」とし、

シンガポールに日本以外ではグループで唯一の研究開発施設を保有。

管轄するアジア太平洋地域の事業がグループ全体の連結売上高の4割を超えています。

出典:

設立50周年のマキノアジア、いま改めて語るシンガポールのグローバル拠点としての魅力

2. 貴社のシンガポール進出を支えるワンストップサポート

シンガポール進出の成功には、会社設立に加えて「人材採用」「ビザ申請」「労務管理」といった実務面での包括的なサポートが鍵となります。 Good Job Creationsはシンガポール特有の雇用環境に適応するうえで、日本企業が直面しがちな複雑さや戸惑いを十分に理解しています。 私達は、貴社の挑戦を情熱をもって支援いたします。 Good Job Creationsでは、次のようなサービスをワンストップでご提供しています。
■ 市場情報共有・進出検討支援(Market Entry Support)
  • 現地市場情報の提供 特定業界における競合状況、採用動向など、シンガポール市場に関する最新情報をリサーチし、共有します。
  • ビジネス進出に関する一般的なアドバイス 現地法人設立における一般的なプロセス、必要なライセンスや留意点についての基本情報を提供します。(※登記手続き代行などは含みません)
  • 法令遵守に関する情報提供 Employment Act(雇用法)、PDPA(個人情報保護法)など、進出時に知っておくべき主要規制についての情報を提供します。 ※具体的な法的助言やコンサルティングは、提携の専門機関のご紹介を通じて対応します。
■ バイリンガル人材採用支援
  • 日本語・英語対応バイリンガル人材の紹介
  • 営業、管理部門、カスタマーサポート、技術職など、幅広い職種に対応
  • 現地採用戦略に関するアドバイス(ポジション設計・給与相場感・採用ターゲット層のご提案)
  • 管理職・専門職向けサーチ型採用支援(ヘッドハンティング・リテイン型リクルーティング)
■ ビザ申請サポート
  • Employment Pass (EP)、S Pass等の申請サポート
  • ビザ要件の確認、申請書類準備支援(申請代行対応)
  • 給与要件・職務要件のアドバイス(例:EP申請の最低給与月額は、2025年1月1日以降の新規申請の場合、一般職種でS$5,600から(金融サービス職種ではS$6,200から)となり、年齢に応じて段階的に上昇します。)
■ 給与管理・労務サポート
  • 給与計算アウトソーシング(CPF、所得税控除、休暇管理)
  • 従業員ハンドブック作成支援(Employment Act準拠)
  • 入社・退職プロセスサポート(入社時書類、退職時IR21処理)
■ 無料リソース・情報提供
  • シンガポール給与ガイドの無料配布 ➔ [給与ガイドリンク]
  • 最新動向ウェビナー・セミナーの案内(雇用法改正、ビザ制度変更等)

GJCならではの強み

  • 日系企業特有の意思決定スタイルや文化理解に精通
  • 必要に応じ、専門家(会計士・弁護士・ビザコンサルタント)とも連携可能
  • 進出前〜進出後の運営フェーズまで、フェーズごとに最適な支援を提供

3. 日本・シンガポール両政府の支援策を活用しよう

日本企業が活用できる注目の政府支援策には次のものがあります。
  • AsiaJapan Investing for the Future 日本とASEAN諸国の経済連携強化を目的とするプログラム。現地企業とのビジネスマッチング、共同R&D支援など。
  • Global Innovation Alliance (GIA) Enterprise Singaporeが推進する、海外展開支援ネットワークプログラム。市場開拓、アクセラレーション機会を提供。
政府支援策を上手に活用することで、資金負担を抑えつつ、スムーズにビジネス基盤を築くことが可能です。

4. シンガポール進出のための実践ステップ

Step 1:市場調査・現地リサーチ
  • 業界規模、競合、規制環境の把握
  • 顧客ターゲット・ニーズ分析
  • 採用市場・人材供給状況の確認

ポイント:JETRO、EDB、現地ビジネスパートナーから一次情報を得ることが重要。

Step 2:法人設立・進出形態の決定
  • 進出形態(現地法人 / 支店 / 駐在員事務所)選定
  • ACRAでの会社名仮登録・登記準備
  • 業種に応じたライセンス取得可否確認(例:医療、金融は追加認可が必要)

ポイント:最初から現地パートナーや法律事務所と連携することで登記がスムーズに進みます。

Step 3:人材採用・ビザ申請プラン策定
  • 必要人材のポジション要件明確化
  • EP/S Pass/DPビザの申請条件確認
  • 採用時期・給与レンジ設定

ポイント:給与水準、職務要件によってビザ発給可否が変わるため、事前プランニングが必須。

Step 4:ローカルネットワーク構築
  • JETRO、JCCI(日本商工会議所)、日本人会などに登録
  • EDB(経済開発庁)、Enterprise Singapore主催の交流イベント参加
  • シンガポールスタートアップエコシステムへの参画も検討

ポイント:人脈形成はシンガポールビジネス成功の鍵となります。積極的なネットワーキングが推奨されます

5. Conclusion

シンガポール進出をご検討中の皆様へ。

私たちGood Job Creationsは、貴社の第一歩を確かな成功につなげるために、全力でご支援いたします。

冒頭でも触れたように、シンガポールは、日本企業にとって今なお成長ポテンシャルの高い市場です。

そのためには、正確な情報と、現地環境に即した戦略設計、そして信頼できるパートナーの支援が重要です。

Good Job Creationsでは、リクルートサービスをご利用いただく前の段階から、無料でのご相談・アドバイスを承っております。

初期段階から貴社の課題やご要望を丁寧にヒアリングし、最適な人材戦略の立案をサポートいたします。

まずはお気軽にご相談ください。

  • 豊富な実績:日系企業のシンガポール進出を数多く支援してきた確かな経験
  • 文化的ギャップの橋渡し:日本とシンガポール双方の労働文化を理解し、円滑な組織融合を実現
  • 特化型サービス:製造業、商社、ロジスティクスなど、日本企業が強みを持つ業界において、的確な人材紹介が可能

シンガポール展開に必要なあらゆる支援を、Good Job Creationsが一括でご提供します。

貴社の次なる挑戦を、私たちと一緒に成功へ導きましょう。

📩 シンガポール進出に関するご相談・お問い合わせ

まずはお気軽に、GJCまでお問い合わせください。

■ お電話:+65 6258 8051

こちらのフォームにご記入ください

執筆者:

執筆: Seiha Hirata

編集・加筆: Rose Tan

原案(英語):Destiny Goh

調査:Jocelyn Lim

シンガポールシのシェア育休:日本人専門家必須知識

伝統的に、アジア諸国では、女性が主な育児を行うことが常になっていました。しかし、シンガポール政府は、男性もより育児に関わり、子供との時間を増やせるよう新たな「シェア育休」制度を展開すると発表しました(2025年4月1日より段階的に施行)。

新たなシェア育休制度とは?

もともと旧制度では、母親の産休の16週間のうち、最大4週間分を父親に譲渡することができました。しかし、2025年4月1日からは16週間の政府支給の産休(GMPL: Government Paid Maternity Leave)とは別に6週間のシェア育休(SPL: Shared Parental Leave)が父母に付与されることになります。また2026年4月1日からはこのシェア育休が10週間に引き上げられる予定です。

「上記の表の情報は、Channel News Asia (CNA) を参照しております。」

取得条件

シェア育休の取得条件は次の通りです:

  • 新生児がシンガポール国民であること
  • 子供の母親が既存の制度に基づく「政府支給の産休」の対象であること
  • 両親が法律上の婚姻関係にあること

申請方法

雇用主側
  1. 従業員が休暇に入る前にシェア育休の受給資格を確認
    • MSFの申告フォームテンプレート(母親用、父親用)が利用可能です。もしくは会社独自のフォームを使用いただいても問題ありません。
    • 従業員は、休暇に入る4週間前までに通知する必要があります(雇用者側が同意する場合は通知期間を短縮可能)。
  2. 子供が生まれてから 4 週間後に、GPL (Government-Paid Leave) ポータルを通じて、従業員のシェア育休の分配を確認
    • 従業員は、子供の誕生日/養子縁組の正式な意思表示日(FIA: Formal Intent to Adopt)後4 週間は、自由に配分の取り決めを変更することができます。
    • 従業員が4週間経過後に配分の変更を希望する場合、以下の手続きが必要となります:
      • 雇用主と変更について話し合い、同意を行う。
      • 変更に同意したことを示す書類を従業員に提出する。別の形式の書類(例 雇用主との電子メールでのやりとり、雇用主の承認書、HRポータルからの書類など)も認められます。
      • 従業員がLifeSGに提出した後、配分の取り決めについて再度確認を行ってください。
  3. 従業員がシェア育休を取得した後、GPLポータルからオンラインで払い戻し請求書を提出
    • 払い戻し請求は従業員がシェア育休を取得中でも申請可能です。
    • 払い戻し請求は従業員のシェア育休最終日から3ヶ月以内に提出すること。

従業員側

  1. 配偶者と相談の上、休暇配分を決定する
  2. 雇用主への通知
    • 可能な限り早期に雇用主に通知し、取得要件の確認を行ってください。
  3. LifeSGで休暇計画を提出
    • 子供の出生後または正式な養子縁組の意思表示日(FIA: Formal Intent to Adopt)後にLifeSGを通じて配分計画を提出します。
      1. 2025年4月1日以降、 Birth Registration Service または Manage SPL Sharing Arrangement Serviceを通じてご申請いただけます。
      2. 出産予定日が2025年4月1日以降であるが、実際の出生が2025年4月1日より前となった場合はこちらのメールアドレスにお問い合わせいただけますcontactus@profamilyleave.gov.sg
  4. 各会社の休暇申請手順に従い休暇申請を行う
    • 最短通知期間(休暇取得の4週間前)までに休暇申請を行ってください(雇用主の同意がある場合は短縮可能)。
    • シェア育休は連続して取得するか、雇用主の同意があれば断続的に取得することもできます。雇用主からの合意が得られない場合、シェア育休は子供の出生日を含む26週間以内で1回の連続した期間として取得する必要があります。
    • シェア育休は退職時の通知期間に充てることはできません。

個人事業主や短期契約者も対象になるのか?

個人事業主や短期契約者でも、上記の基準を満たしていればシェア育休制度の対象となります。

夫婦間で週の勤務日数か違う場合

夫婦間で勤務日数が違う場合はそれぞれの勤務日数に応じた休暇が付与されます。

例 父親は週6日、母親は週5日勤務の場合、シェア育休もそれぞれ6日と5日を基準に付与されます。

シェア育休の取得時期

シェア育休は新生児の出生後12ヶ月以内に申請する必要があり、出世以前の申請はできません。

片方の親のみがシェア育休を利用できるか?

はい、できます。基本的には、シェア育休は両親で均等に配分されることになります(2025年4月1日から2026年3月31日までに生まれた子供の場合、父母それぞれに3週間ずつ、2026年4月1日以降に生まれた子供の場合、父母それぞれに5週間ずつの育休が割り当てられる)。

しかし、NPTDは、両親間で育児体制のニーズに応じて育休を再配分する柔軟性を持たせるとしています。

LifeSGアプリを通じてシェア育休の配分を確認し、子供の出生後最初の4週間以内であれば配分の変更を申請できます。その4週間を過ぎた場合は、雇用主が同意した場合にのみ変更が可能となります。

雇用主は、2025年4月1日以降、MSFのポータルを通じて従業員の育休配分を確認できます。

NPTD: National Population and Talent Division:シンガポール政府の機関の一つで、人口政策人材戦略を担当する部門

シェア育休の給与は誰が負担するのか?

シェア育休は「政府支給」の一環として実施されているため、休暇中の給与は政府によって負担されます。

シェア育休を取得する場合、1日の補償限度額は$2,500 / 1週間の勤務日数となり、雇用主は、「Government-Paid Leave Calculator」を使用して、補償額の見積もりが可能です。

なお、雇用主は従業員の給与を通常通り支払う必要がありますが、週あたり$2,500(CPFを含む)を超えて支払う義務はありません。もちろん、雇用主が任意でこれを超えて支払うことも可能です。

上記でご紹介させていただいた通り、シンガポールでは、共働き夫婦にとって子育てと仕事の両立がよりしやすい環境が整えられつつあります。新たに導入されたシェア育休制度はその取り組みの一環です。この制度により、育児の負担を夫婦で分担しやすくなり、家庭と仕事の両立がより現実的なものとなります。

制度を正しく理解し、積極的に活用できる場を作ることで社員の生産性や定着率の向上に繋がり、結果的に雇用主にとってもメリットが生まれるのではないかと考えられます。

📞 シンガポールにおける雇用や採用についてのご相談

採用戦略に関する個別のご相談は、弊社専門コンサルタントが承らせていただきます。お問い合わせは下記連絡先までお願い申し上げます:

■ お電話:+65 6258 8051

またシンガポールでの転職やキャリアアップをお探しの方におかれましてはこちらに履歴書をご提出くださいませ。

執筆者:

執筆: Ayumu Matsuki

編集・加筆: Rose

原案(英語):Destiny

調査:Jocelyn

文化的知性(カルチュラル・インテリジェンス)とは?:シンガポールで日系企業が成功するための鍵

グローバル化が進む現代のビジネス環境において、「文化的知性(Cultural Intelligence: CQ)」は組織の成功に不可欠な要素となっています。文化的知性とは、多様な文化的背景を持つ人々と効果的に協働する能力を指し、異文化間のコミュニケーションや業務効率の向上に大きく貢献します。

シンガポールは、多民族・多文化が共存するアジアのビジネスハブとして、世界中から企業や人材が集まる国際都市です。この多様性に富む環境で事業展開する日系企業にとって、異文化理解と適応力を高めることは持続的な競争優位性を確立するための重要な要素です。

文化の違いを理解する:日本とシンガポールの比較

職場における文化的価値観、信条、コミュニケーションスタイル、意思決定プロセス、ワークライフバランスには、国や地域によって大きく異なります。例えば、日本とシンガポールでは、以下のような違いが見られます。

  1. コミュニケーションスタイルとマナー
    • シンガポール:直接的なコミュニケーションが重視され、会議やディスカッションの場では個人の意見を率直に述べることが奨励されています。。
    • 日本:間接的な表現や「察する文化」が根付いており、集団の和を保つために慎重な言葉選びが重視されます。
  2. 意思決定プロセス
    • シンガポール:スピーディーな意思決定が求められ、現場の担当者が裁量を持つことが多いです。
    • 日本:トップダウン方式が一般的で、意思決定には慎重な合意形成のプロセスが含まれます。
  3. キャリア観と雇用慣行
    • シンガポール:能力主義が浸透しており、転職がキャリアアップの手段として一般的です。成果に基づく評価と報酬システムが広く採用されています。
    • 日本:長時間労働や終身雇用の文化が根強く、年功序列型賃金制度が依然として多くの企業で採用されています。

こうした文化の違いを理解し、尊重することが、円滑な職場環境を築くための第一歩となります。

文化的適応力を高めるための実践的アプローチ

文化的な違いを受け入れるためには、柔軟な思考と自己認識が不可欠です。そのために、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 意識的な観察と積極的な学習姿勢
    • 異文化環境においては、まず相手の行動やコミュニケーション様式に注意深く観察することが重要です。たとえば、シンガポールのビジネスミーティングでは、オープンな議論が歓迎されるため、日本の職場と同じように沈黙を守るのではなく、積極的に意見を述べることが求められる場合があります。
  2. フィードバックを受け入れ、質問を恐れない
    • 異文化間での誤解を減らすためには、フィードバックを積極的に受け入れる姿勢が大切です。特にシンガポールでは、建設的なフィードバックを求める文化があるため、「なぜそうするのか?」を積極的に質問することが適応の鍵となります。
  3. 文化的知性トレーニングを活用する
    • 文化的知性トレーニング、包括的な言葉遣いに関する研修、文化的に中立で適用可能な教材の開発などが注目されています。例えば、LearnUponのブログでは、異文化トレーニングの利点が詳しく解説されています。

文化的知性がもたらすメリット

文化的な違いに対応することで、企業は以下のようなメリットがあります。

  1. 業務効率と生産性の向上:異文化背景を持つ同僚や取引先との円滑なコミュニケーションにより、誤解が減少し、プロジェクト進行の効率が向上します。
  2. 率直なコミュニケーションの促進:相互理解が深まることで、心理的安全性が確保され、自由な意見交換が促進されます。
  3. 多様な文化的背景を持つチームとの強固な関係構築:異なる価値観を尊重し合うことで、多様な文化的背景を持つチームとの連携が強化されます。
  4. イノベーションと創造性の促進:多様な文化的視点が尊重される環境では、心理的安全性が確保され、革新的なアイデアが生まれやすくなります。

まとめ:文化的知性を組織の強みに

グローバルなビジネス環境、特に多文化社会であるシンガポールにおいて、文化的知性を戦略的に高めることは、持続的な成功への鍵となります。異文化間の違いを単なる障壁ではなく、組織の強みとして活用することで、より革新的で包括的なビジネス展開が可能になります。

企業や個人が積極的に文化的知性を高めるための研修を導入し、実践することで、より良い職場環境を築くことができるでしょう。

シンガポールでのビジネス展開について、具体的なご要望やご相談がございましたら、こちらの専用フォームからお気軽にお知らせください。

執筆者:

執筆:Ryo

編集・加筆: Rose

原案(英語):Destiny

調査:Jocelyn

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三輪 亮 

2022年4月より人材業界でキャリアをスタートし、法人顧客開拓やアカウントマネジメントを担当。日系企業のみならず、外資系・ローカル企業の採用支援を行い、長期的な関係構築に注力している。

成功ガイド:2025年シンガポールの日本語話者向け

アジアで最も発展した経済国の一つであるシンガポールには、多くの国際企業が拠点を構え、優れた技術や専門知識を持った人材が集まっています。そのため、給与水準は業界や職種によって大きな差があり、2025年には平均で2%から5%増加する見込みですが、転職者についてはさらに高い増加率が期待されています。

ロバート・ウォルターズが収集したデータによれば、2025年に営業・マーケティングや会計・財務分野のプロフェッショナルが転職を行う場合、給与は10%から15%程度の増加が期待できるとのことです。このデータは、シンガポールにおける人材市場が依然として活発であり、特定の分野では優れたスキルを持つ人材への需要が高いことを示しています。

一方で、業界によって給与増加の幅には差があり、テクノロジーや金融業界などでは高い増加率が見込まれる一方、製造業や教育分野などでは比較的控えめな増加にとどまる可能性があります。しかし、転職による給与アップは、キャリアの成長や新たな挑戦を求めるプロフェッショナルにとって重要な要素となっています。ここでは、給与交渉を成功させるためのポイントを説明します。

人材紹介会社を利用するメリット

日系企業では給与交渉がタブーとされることがあるため、人材紹介会社を通して交渉を行うことが一般的です。これは以下のようなメリットがあります。

  1. 企業との調整役: 人材紹介会社が候補者と企業との間に立ち、給与や待遇についての交渉を代行します。これにより、候補者が直接交渉することによる誤解や不快感を避けることができます。
  2. 円滑なコミュニケーション: 企業と候補者の間で適切な条件を調整し、双方が納得できる結果を得やすくなります。特に日本の企業文化では、給与交渉を直接行うことが慎重に扱われるため、第三者が関与することで安心感があります。
  3. スムーズな進行: 候補者が自分で給与交渉をする際の不安や緊張を減らし、転職活動をスムーズに進めることができます。紹介会社が条件面での調整を行うことで、候補者は他の重要な点(企業文化や仕事内容など)に集中できます。
  4. 秘密保持: 候補者の給与希望や前職の給与に関する情報は、紹介会社を通して企業に伝えられるため、候補者のプライバシーが守られます。

給与交渉に向けて準備するべきこと

次に、給与交渉を行う際には、事前にしっかりと準備をすることが重要です。以下のポイントを押さえておくことで、交渉を有利に進めることができます。

1.市場調査を行う

自分の職種、業界、経験での相場を調査しましょう。給与の相場を理解することで、現実的な要求を設定することができます。給与調査サイトや、業界レポートを活用するのが効果的です。この調査により、給与のオファーが市場平均と一致しているのか、それとも改善の余地があるのかを把握することができます。

2. 自分の実績と貢献を評価する

市場の相場だけでなく、これまでの成果や自分がどれだけ会社に貢献したかを具体的に示せるようにしましょう。例えば、売上の向上、プロジェクトの成功、業務改善の実績などが挙げられます。会社の収益を向上させるプロジェクトをリードした経験など、あなたの雇用主にとっての価値は、単なる役職名だけでなく、業績向上に貢献したか、プロジェクトを成功に導いたかなど、あなたがもたらす影響によって決まります。

3. 希望額の範囲を決める

給与交渉を有利に進めるためには、事前に希望給与額の範囲を明確にしておくことが重要です。まず、最低限受け入れ可能な給与額を設定しましょう。これは、交渉の際に妥協点を見極める上で役立ちます。また、シンガポールの生活費、個人の財務目標、そして提供される福利厚生なども考慮することで、より現実的な希望額を設定することができます。

履歴書で自分をより効果的に「売る」ためには?

履歴書は採用担当者があなたについて最初に目にする情報であり、最初の「面接」のような役割を果たします。そのため、履歴書は分かりやすく、魅力的に作成することが重要です。多くの求職者が同じ職位に応募する中で、履歴書は自分をアピールする唯一のツールとなります。履歴書がきちんとしていれば、面接のチャンスを得やすくなるでしょう。

1. 個人情報

履歴書の最初に、少なくとも以下の情報を含めましょう:

  • 名前
  • メールアドレス
  • 電話番号

必要に応じて、ポートフォリオやウェブサイトのリンク、LinkedInアカウントLinkedInは世界中で最も広く利用されているビジネス向けのネットワークであり、採用担当者は多くの場合、応募者がプロフィールを持っていることを期待しています。LinkedInのプロフィールを履歴書に追加する前に、最新情報を更新し、プロフェッショナルな写真を掲載し、不適切なコンテンツは削除することをお勧めします。

2. 履歴書の概要

履歴書の概要は、キャリアの中での重要な実績や強みを短く3〜4文でまとめたものです。職歴が少ない場合、今後のキャリアの方向性や新しい役職に対する目標を示すと良いでしょう。

3. 職歴

職歴は非常に重要な部分です。過去の職務について、以下の情報を記載します:

  • 職務名(太字で記載)
  • 勤務期間(年月)
  • 会社名
  • 主要な業績や職務内容を簡潔に箇条書き
  • 職歴は逆時系列(最近の職歴から順に)で記載します。関連性が高い職歴のみをリストにし、特に関連のある実績や経験を強調しましょう。

4. 学歴

学歴は職歴の後に記載します。学歴の詳細も逆時系列で記載します。大学や大学院を卒業している場合は、学位、学校名、卒業年を含めます。学歴が少ない場合は、GPAや関連するコース、卒業論文や研究のタイトルも記載し強みをアピールしましょう。

5. スキル

履歴書には、応募する仕事に関連するハードスキル(専門的な技術や知識)とソフトスキル(転職可能なスキル)の両方を含めることが重要です。

ハードスキル:例えば、プログラミング、デザイン、分析技術など。

ソフトスキル:例えば、コミュニケーション、時間管理、チームワークなど。

スキルを箇条書きで記載し、それぞれのスキルに対する自分の習熟度や経験を簡潔に説明します。

6. 言語能力

言語能力は、直接的に仕事に関連しなくても記載する価値があります。グローバルな視点や文化的理解を示すことができるためです。各言語の習熟度(例:「初心者」、「会話レベル」、「流暢」)や、もし言語証明書を持っている場合はそれを記載します。

7. 業績や受賞歴

業績や受賞歴は、あなたが目標を達成したり、特別な貢献をしたことを示す良い方法です。業績は、あなたの成果や貢献を示すものとして記載し、受賞歴は公式な認定を含むものです。最近の業績や受賞歴を含め、応募する職種に関連するものを選びましょう。

8. 推薦者

採用担当者が求めていない限り、推薦者の情報は履歴書に記載する必要はありません。推薦者が必要な場合は、少なくとも2人を挙げ、その人物に事前に許可を得てから記載します。

これらの要素をしっかりと取り入れることで、魅力的でプロフェッショナルな履歴書を作成できます。

成果を強調する

単に職務経歴や内容を記載するだけではなく、あなたが達成した具体的な成果を示すことが大切です。数字や実績を盛り込むと、あなたの貢献がより明確に伝わります。

例:

営業チームの売上を前年比15%向上

チームの生産性を〇%向上させた

1. スキルの具体性

職務経歴書に記載するスキルは、抽象的な表現を避け、具体的で実務的なものにしましょう。例えば、プログラミング言語の習得状況や、使用したツールの名前、どのようなプロジェクトでそのスキルを活かしたかを詳述します。

2. ポジティブな言葉を使う

前向きで能動的な言葉を使うことで、積極的で成果志向の人物像を作り上げることができます。例えば、「問題を解決した」ではなく、「問題を特定し、解決策を実施して成果を上げた」というふうに表現します。

3. 関連するキーワードを使用

業界や職種に特化したキーワードや、資格もあれば履歴書に組み込みましょう。これにより、ATS(応募者トラッキングシステム)に引っかかりやすくなり、目に留まる確率が高まります。

4. キャリアの一貫性を示す

過去の経験がどのように今のキャリアに繋がっているのかを説明することで、キャリアの一貫性と成長を示すことができます。どんな仕事でも、あなたがどのように成長し、次に繋がるスキルや知識を獲得したのかを伝えましょう。

5. 見やすく整理されたレイアウト

履歴書のレイアウトは、読みやすく職務内容を簡潔に整理されたものにしましょう。冗長な情報を避け、要点を絞って記載することで、採用担当者にとって目を引く履歴書を作成できます。

自分をアピールするためには、ただ経歴を並べるだけではなく、自分の強みや成果を効果的に伝えることが大切です。

人材紹介会社を通すことで、転職活動の視野が広がり、自分では見つけることができない求人情報を紹介してもらえます。専門のコンサルタントは、あなたのスキルや希望に合わせた求人を厳選して提案してくれるため、より適したポジションを見つけることができます。また、給与交渉に向けて準備すべきことについてもお話しした通り、自分で設定した希望給与に合った求人を探してくれるため、無駄な時間をかけずに効率的に転職活動を進めることができます。

シンガポールでは旧正月のお祝いシーズンが終わり、多くの企業が新たな採用活動を始めるタイミングです。転職市場が活発になるこの時期は、希望の求人と出会う絶好のチャンスです。Good Job Creationsでは、あなたのスキルや経験に合った求人を紹介し、転職活動をサポートいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。その際には、是非、今後公開予定のGood Job Creations 2025年給与ガイドをご覧いただき、転職のタイミング、また、機会を逃さず、転職活動を有利に進めるためにも、シンガポールでお仕事をお探しの際は、弊社にお気軽にお問い合わせいただければと思います。

📞 シンガポールにおける雇用や採用についてのご相談

採用戦略に関する個別のご相談は、弊社専門コンサルタントが承らせていただきます。お問い合わせは下記連絡先までお願い申し上げます:

■ お電話:+65 6258 8051

■ メール:enquiry@goodjobcreations.com.sg

またシンガポールでの転職やキャリアアップをお探しの方におかれましてはこちらに履歴書をご提出くださいませ:

執筆者:

執筆: Madoka

編集・加筆: Rose

原案(英語):Destiny

調査:Jocelyn

シンガポールの経済成長要素:2025年の雇用主向け実行可能なヒント

目次

  • はじめに:シンガポール経済の成長予測・2025年の見通し
  • 経済の見通しと主要産業の展望
  • 2025年シンガポールの人材市場の展望と課題
  • 2025年の実質賃金成長と給与動向
  • 結論:企業が備えるべき人材戦略

1. はじめに:シンガポール経済の成長予測・2025年の見通し

シンガポール経済は2025年から2028年にかけて、成長軌道に乗ると予測されています。主要産業の回復とインフレ率の鈍化が支えとなり、企業様におかれましては、米国大統領選後の経済政策の変動や中東・東欧における地政学的緊張といった世界的な不確実性に対応する必要があります。また、シンガポールの人材市場や賃金動向、スキル不足への対応は、企業の競争力を維持する上で重要な要素となります。

以下、注目すべき経済データを紹介します。

  • GDPと持続的成長:シンガポールのGDPは2025年に548.15億米ドルに達し、2026年には573.46億米ドルになると予想されています。これにより、過去4年間で**約19%**の成長が見込まれます。
  • インフレ:インフレ率は目標値である**2%**近辺で推移する見込みです。中央銀行は、2025年1月に向けて金利の「据え置き」を予想しています。
  • シンガポール経済成長率予測:2025年に**1〜3%**の間で推移すると予測されています。
  • 製造業の年平均成長率:2024〜2029年における製造業の年平均成長率(CAGR)は1.48%を記録する見込みであり、2024年の低迷から2025年にかけて回復し、成長が促進される予想です。

これらの予測は、ドナルド・トランプ氏の米国大統領就任に伴う政策変更や、中東・ウクライナでの緊張など、世界的な不確実性を考慮したものです。OCBCのチーフエコノミスト、セレナ・リン氏は、2025年の成長予測を2.7%に維持していますが、2024年の高い成長基盤とトランプ政権に関連するリスクを指摘しています。

2. 経済の見通しと主要産業の展望

シンガポール経済の見通しは、製造業および貿易関連サービス業、エレクトロニクスクラスター、精密工学クラスター、機械・設備・供給業、卸売貿易業、輸送工学クラスター、情報通信業および金融・保険業など、さまざまな産業で良好な成長が期待されています。これらの分野は、特に世界的な需要の回復と新たな技術革新の影響を受けており、シンガポールの経済成長に貢献する見込みです。

◆労働需要が見込まれる分野:

  • 製造業および貿易関連サービス業:シンガポールの製造業は、特に電子部品や精密機器に対する世界的な需要増加が期待されており、エレクトロニクスクラスターおよび精密工学クラスターの成長を支える要因となるでしょう。これにより、機械設備や精密機械関連の卸売貿易業にも好影響が及ぶと見込まれています。
  • 機械・設備・サプライ卸売業:インフラ投資および技術分野への需要拡大が、シンガポールの機械・設備業界にプラスの影響を与え、安定した成長が期待されています。また、輸送エンジニアリング分野では、航空宇宙や海洋エンジニアリングの分野において、サプライチェーンの正常化とともに成長が予測されています。
  • 情報通信(I&C)および金融・保険業:デジタル技術の進展に伴い、情報通信業および金融・保険業は引き続き拡大を続ける見込みです。フィンテックやファミリーオフィスサービスの需要増加が、この分野をさらに強化する要因となっています。
Singapore's economic recovery forcast

3. 2025年シンガポールの人材市場の展望と課題

2023年に4四半期連続でマイナス成長を記録した後、2024年上半期には企業の営業利益が回復し、経済の回復基調が見られました。この改善は、雇用創出の増加につながる可能性がありますが、労働需要の大幅な拡大にはつながらないと予想されています。

成長産業においては、特に非常に高いまたは専門的なスキルを必要とする分野で賃金の増加が見込まれています。具体的には、サイバーセキュリティ、ウェルス・ファミリーオフィスマネジメント、健康および社会サービスが挙げられます。これらの分野では、スキル需要が高まる中で、より競争力のある報酬が期待されています。

一方で、一般的なスキルを求める職種では、実質賃金の成長の余地が限られる可能性があります。これは、より安価な労働力を提供する近隣諸国との競争や、生成型人工知能による業務の部分的な自動化の影響によるものです。たとえば、コールセンターやカスタマーサービスセンターの業務が該当します。

実質賃金の成長に対する課題として、以下の2点が挙げられます:

  • インフレ抑制の不確実性:世界的および国内のインフレが予想外の展開を見せた場合、労働市場全体に影響を及ぼす可能性があります。
  • 企業のコスト管理能力: 米国選挙後の関税引き上げリスクなどの重大な不確実性の中で、企業がコストを適切に管理し、賃金圧力を吸収し続けられるかどうかが問われます。

このようなスキル不足の課題に対し、正社員採用だけでなく、パートタイム、契約社員、派遣社員など、多様な雇用形態を活用することも有効な手段となりえます。 弊社では、企業様のニーズに合わせたパートタイム、派遣、契約社員の採用支援を行っております。

4. 2025年の実質賃金成長と給与動向

労働生産性の向上が進む中、2025年には実質賃金の成長が加速すると見込まれています。以下に注目すべき賃金およびボーナス動向を示します。

  • 輸送、物流、自動車分野:輸送、物流、自動車業界では賃金引き上げが最も顕著になると予測されています。
    • 人材紹介会社マンパワーグループの調査によると、調査対象企業の91%が2025年に3%以上の賃金引き上げを計画しています(調査実施日: 12月2日)。
  • 2024年および2025年の給与およびボーナス動向
    • 525社の調査対象企業のうち、89%が従業員に平均1か月以上のボーナスを支給予定。
      • 1〜1.5か月分のボーナスを支給予定の企業:35%
      • 1.5か月分以上のボーナスを計画している企業:12%
  • 賃金引き上げの傾向
    • 82%の企業が業界、企業業績、経済状況、個人のパフォーマンスにかかわらず、少なくとも3%の賃金引き上げを予定しています。
    • 5%以上の賃金引き上げが増加する傾向にあり、以下の割合で引き上げを計画:
      • 5〜7%の引き上げを計画:20%
      • 7%以上の引き上げを予定:6%

    2025年に向けたこれらの賃金および給与動向は、シンガポールの労働市場が引き続き成長し、労働者の購買力が向上することを示しています。

最新の給与水準、賞与、昇給、福利厚生に関する詳細な情報は、弊社の給与ガイド。 また、個別の企業様における報酬・福利厚生戦略のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください

5. シンガポールの人材市場における主要課題と雇用主が取り組むべきアクション

シンガポールの雇用者数は、2024年から2025年にかけて3万人(+0.75%)増加する見込みで、4年連続の増加となり、2025年には402万人に達する予測です。これにより、雇用者数は新たなピークに達することが期待されています。

Singapore's employment from 2015 to 2025

シンガポールの人材市場は依然として堅調に推移していますが、2025年にシンガポールの雇用主が直面する課題も増加しています

労働市場の課題

  • 高い給与期待とスキルミスマッチ
  • 資格を持つ候補者の不足
  • 企業のリーダーシップにおける不一致
  • 雇用主と従業員の期待の不一致(特にワークライフバランスについて)

高い給与期待とスキルミスマッチ

スキルセットの不一致とシンガポールの人材不足:
  • 急速な技術進歩や高齢化、産業ニーズの変化がスキルミスマッチを引き起こしており、スキルの陳腐化が加速しています。
  • 2030年までにシンガポールでは8,520万人の高度スキル労働者が不足し、その経済的影響は未実現の年間収益として8.452兆米ドルに上り、これはドイツと日本のGDPを合計した規模に相当します。
  • シンガポールにおいては、2030年までに高度熟練労働者が約110万人不足する可能性があり、これは労働力全体の約61.3%に相当します。
雇用主が取るべき対応策:
  • 社内での人材移動(インターナルモビリティ)を促進:
    • 現在の従業員のスキル向上を支援し、「需要の少ない職種(Cold Job)から需要の高い職種(Hot Job)」への移動や職務の再設計を進める。
  • 従業員のスキルアップに投資する:
    • 企業は従業員のトレーニングを増加させ、リスキリング(再教育)アップスキリング(技能向上)を支援しています。
    • 2023年には、より多くの企業が従業員のトレーニングを支援。SSG(SkillsFuture Singapore)によると、約23,000社が228,000人の従業員をトレーニングに派遣し、2022年の20,000社・168,000人から増加した。
  • リスキリングとアップスキリングの推進:
    • 世界経済フォーラムの報告によれば、2025年までに雇用主の70%以上リスキリンアップスキリングを提供する予定であるとされている。
    • またCOVID-19の影響を受け、企業が従業員のスキルアップやリスキリングを優先する傾向が強まっている。
Impact of COVID-19 on Comapanies' strategy

資格を持つ候補者の不足

シンガポールでは、資格を持つ候補者が不足しており、雇用主が求めるスキルセットと実際に提供されるスキルセットの間にギャップが生じています。ICT、金融、ヘルスケアなどの分野で特に顕著で、業界経験の不足が問題となっています。

課題の背景: 技術革新や市場の変化がスピードを増し、既存のスキルが急速に時代遅れとなっています。また、大企業では採用チームがダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)チームと採用基準を調整できていない場合があり、雇用主と従業員の期待が一致しないことが多いです。

雇用主が取るべき対応策:
  • 従業員の柔軟性を高め、市場のニーズに適応できるよう促す。
  • 雇用主が従業員の期待に応えるため、職務を再設計し、スキルや個人の目標に合致した仕事を提供する。

企業のリーダーシップにおける不一致

  • 大企業では、採用チームが多様性、公平性、包括性(DEI)チームの採用基準と一致していない場合があると、Generation SingaporeのGloria Arlini氏は指摘しています。
  • 特定の側面や属性が採用時の思い込みを生むことがありますが、それが必ずしも応募者が職務に必要なスキルを欠いていることを意味するわけではありません。
雇用主が取るべき対応策:
  • 従業員は市場のニーズに柔軟に適応する必要があります。

雇用主と従業員の期待の不一致(特にワークライフバランスについて)

シンガポールでは、従業員が働きやすい環境やワークライフバランスを求める傾向が強まっています。調査によると、求職者が最も重視する点は以下の通りです:

  • シンガポールの求職者の優先事項:
    1. フレキシブルワーク制度(82%)
    2. テクノロジー導入の活用(46%)
    3. 身体・精神の健康(43%)
    4. 部署間異動のチャンス(32%)
    5. 労働時間の短縮または完全リモートワークへの移行(20%)
  • 給与以外で「必須」と考える福利厚生:
    1. ボーナス制度(76%)
    2. 柔軟な勤務時間(70%)
    3. その他: リモートワーク、拡張健康保険、研修・スキルアップコースなど
雇用主が取るべき対応策:
  • フレキシブルな勤務制度の導入
  • 求職者の期待に応えるために職務を再設計し、スキルや個人の目標に合った仕事を提供することが重要です。

結論:2025年に雇用主が実行できるアクション

2025年に向けて、シンガポールの雇用主が取り組むべき重要なアクションは以下の通りです:

  • 従業員のスキルアップとリスキリングへの投資:高度な専門スキルを要する分野(サイバーセキュリティ、ウェルス・ファミリーオフィスマネジメント、健康・社会サービスなど)での労働需要の増加に対応するため、従業員のスキル向上を図ることが不可欠です。これにより、業界の成長に必要な労働力を確保し、企業の競争力を維持できます。
  • 給与体系の見直しとインセンティブ強化:高度なスキルを有する労働者に対しては、競争力のある賃金を提供することが重要です。特に製造業、機械設備、輸送工学などの分野では賃金引き上げの動きが見込まれており、企業はこれに対応するための計画を立てる必要があります。また、安価な労働力が求められる分野では、賃金の適切な調整が求められます。
  • フレキシブル・ワーク・アレンジメントの導入と人材不足への対応:従業員のワーク・ライフ・バランスを尊重し、優秀な人材を維持するためにフレキシブルな勤務形態を導入します。さらに、リモートワークや職務再配置、再雇用を活用し、柔軟に人材不足に対応していきます。また、技術革新としてデジタル化やAIを導入し、業務の効率化を進めることで、従業員の負担を軽減し、生産性の向上を図ります。

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またシンガポールでの転職やキャリアアップをお探しの方におかれましてはこちらに履歴書をご提出くださいませ

執筆者:

執筆:Kota
編集・加筆: Rose
原案(英語):Destiny
調査:Jocelyn

キャリア機会の開放:シンガポールの多言語職場における第三言語の役割

シンガポールで働く:多言語環境とキャリアアップのための第三言語

シンガポールは、多言語・多民族国家であり、アジアにおけるビジネスハブとして、世界中から多くの企業や人材が集まっています。現在5,200社以上 [Source: MFA, 2023] の日本企業が進出しており、アジア太平洋地域におけるビジネス拠点として重要な役割を担っています。このような背景から、シンガポールではネイティブ日本語話者および日本語を話す求職者に対する需要が高まっています

シンガポールにおけるキャリア成長に対する第三言語の重要性

グローバル企業が集積するシンガポールでは、多言語スキルがキャリアアップの鍵となります。母国語に加え、第三言語を習得することで、グローバルなビジネス環境において競争力を高め、キャリアアップの機会を大きく広げることができます。

シンガポールの多言語職場では、英語を共通語として、様々な言語が飛び交っています。その中で、日本語はビジネスシーンにおいて非常に重要な役割を担っており、シンガポールにおけるキャリア成長に対する第三言語の重要性はますます高まっています。 多言語スキルは、国際的なプロジェクトにおいて、多様な文化背景を持つチームメンバーとのコミュニケーションを円滑にし、プロジェクト成功の鍵となります。その結果、昇進や昇給など、キャリアアップに繋がる可能性が高まります。また、シンガポールにおける多言語専門家のキャリア機会も豊富にあり、グローバルな舞台で活躍したいという方には最適な環境です。

シンガポールにおける多言語専門家の需要

国際的なビジネスハブであるシンガポールでは、多言語対応が可能な人材の需要がますます高まっています。企業は、グローバルな顧客やパートナーとの円滑なコミュニケーションを図るため、多言語スキルを持つ人材を求めています。 中でも、多くの日本企業が進出しているシンガポールでは、日本語を話す人材は特に高く評価されています。

シンガポールにおける多言語専門家の需要は高く、より高い収入の可能性も期待できます。シンガポールのような海外のキャリア機会を探している求職者にとって、多言語能力は強力な武器となります。

第三言語の利点

第三言語を流暢に話せることには、多くの利点があります。例えば、海外のキャリア機会を探る際に成功率が高まります。また、文化的な適応力が向上し、異なるバックグラウンドを持つ同僚とのコラボレーションが円滑になります。

言語を学ぶ方法

新しい言語を学ぶ方法は多岐にわたります。グループレッスンやオンラインコースを利用するのも良いでしょう。また、ドラマやTVシリーズを視聴したり、興味のあるグループに参加したりすることで、楽しみながら学ぶことができます。言語を学ぶ際は、実践的な経験を積むことが大切です。

シンガポールでのおすすめの日本語コース

日本語のおすすめオンラインコース

シンガポールでのキャリアアップを目指して

シンガポールでキャリアアップを目指す上で、語学力は重要な要素の一つですが、それ以外にも、

Good Job Creations(GJC)は、シンガポールにおいて日本市場に特化したサービスを18年以上提供してきました。我々の強みは、多様で多言語の専門家チームが、さまざまなバックグラウンドを持つ個人に最適なマッチを見つけることに情熱を注いでいる点です。GJCと共に、あなたの才能を最大限に引き出しましょう。

お問い合わせ

シンガポールにおける採用および雇用に関するお問い合わせは、Good Job Creationsまでご連絡ください。当社は18年以上にわたり、シンガポールの日本市場に特化したサービスを提供してきました。経験豊富なコンサルタントが、あなたのスキルや経験、キャリア目標に最適な求人をご紹介します。

シンガポールでの転職やキャリアアップをお考えの方は、こちらで求人情報をご覧ください: https://jp.goodjobcreations.com.sg/services-for-jobseekers/

執筆者:

執筆:Kara

編集・加筆:Rose

原案(英語):Destiny

調査:Jocelyn

シンガポールにおける企業文化、雇用と定着の架け橋となる戦略

先月、弊社Good Job CreationsとKajwara SingaporeICMGの3社共催でイベントを開催させていただき、日系企業における従業員の定着率向上、人材獲得戦略、そして今年12月に施行されるFWAに関してディスカッションさせていただきました。人材会社、現法経営者、コンサルタントと三者三葉の立場で様々な意見が出される有意義なイベントとなりました。本記事に当イベントのキーポイントをまとめさせていただきましたので、最後までご拝読いただければ幸いです。

フレキシブル・ワーク・アレンジメント指針(FWA Guidelines)とは?

2024年12月から施行されるフレキシブル・ワーク・アレンジメント指針(FWA指針)は、企業に対して従業員が柔軟な働き方を選択できる環境を提供することを推奨し、これまでと違った働き方を提供することで、シンガポールの労働力強化を目指しています。この指針はシンガポールの企業に新たな雇用戦略と労働環境の転換をもたらすと期待されています。

FWAには具体的には下記の3つが含まれます:

  1. フレキシブル・タイム:勤務時間の調整や柔軟なシフト、圧縮勤務などが含まれます。従業員は総勤務時間や業務量を変えることなく、異なる時間帯に働くことができます
  2. フレキシブル・プレイス:テレワークや在宅勤務などが含まれます。また、オフィス勤務とリモート勤務を組み合わせたハイブリッド勤務も可能です
  3. フレキシブル・ロード:パートタイム、ジョブシェアリングなどが含まれます。従業員は、自分の希望する業務量レベルを選び、それに応じた給与を受け取ることができます
注意点:
  1. FWAはあくまでも指針であり、必ずしも上記のすべて、もしくはいずれかを導入する必要はありません
  2. 最終決定権は雇用主側にあり、雇用主に大幅な費用負担の増加がある、生産性に悪影響が予想される、職務内容を鑑みた際に実現可能性が低い場合は従業員からのFWA申請を拒否することができます

当イベントの中で登壇者3名(GJC 芝崎Kajiwara Singapore 中澤氏ICMG 猪砂氏)一致の意見としては「それぞれの企業の事業内容や、雇用している従業員の状況が違うため、雇用者と従業員間のコミュニケーションをより促進し”従業員が求めているもの”をできるだけ吸い上げることがキーとなる」でした。これに対しては筆者である私も非常に納得感のあるものでした。日々リクルーターとして日系企業で働いている・働いたことのある候補者とお話しをさせていただく際によく耳にするのが「日本人の上司との距離は遠く感じている・感じていた」という内容です。このFWA導入を機会に、シンガポール人従業員との対話する場をこれまで以上に増やし、彼らが実際何を職場に求めているのか話し合ってみるのも良い機会なのかもしれません。

シンガポールの労働市場の展望に関して

シンガポールの人材プールは近年さらにグローバル化を進めています。また、コロナを皮切りに社会的価値観の進化と共に従業員・候補者の働く意味や企業に対する期待値というのも変化してきています。そのため企業側は従業員一人ひとりと向き合い、定期的な面談やアンケートなどを実施することで、彼らの本音を引き出すことが重要になります。また日本と同様にシンガポールは高齢社会化が加速しているため、より人材の獲得が困難になることが予想されています。そういった意味でもFWAを活用し、新たな人材を惹きつけるため、また既存の従業員に長く働いてもらうための制度を整備していくことが求められます。

従業員定着率向上;シンガポール人従業員が求めているものとは?

シンガポールの労働市場の展望として今後益々、従業員の働く意味や就労環境に対しての期待値は変容し多様化していくだろうという意見が当イベントでも出されました。そのためこれまで以上に雇用者側は従業員とのコミュニケーションに重きを置き、彼らが何を職場に求めているのかを把握していく必要があります。

ICMGとGood Job Creationsが行った調査によると、下記の内容が日系企業で働くシンガポール人従業員が「重要と感じており、かつ現職では満足していない」項目という結果が出ました。裏を返せば、これらを整備していけば従業員の定着率向上が見込める可能性が高まると言えます。

  1. 報酬(i.e. 昇給率、給与、賞与)
  2. キャリアプログレッション・成長機会(i.e. 成果に見合った昇進、成長機会、能力を発揮できる機会、成長を促してくれる上司)
  3. その他(i.e. 意見を吸い上げてくれる環境、評価制度の透明性)

当イベントでICMGの猪砂氏からはFWA導入時と同様「従業員と対話の機会を設け、自社の少なくともコアメンバー達が何を求めているのか把握しておくことが重要」との意見が出されました。

実際我々がエージェントとして候補者とお話をさせていただく際にも、前職の退職理由は上記3つが非常に多いのが事実です。

特に報酬とキャリアプログレッションに関しては特に多く、これらの課題を解決できれば日系企業においても従業員の定着率は向上できるのではないかと感じています。

シンガポールの人材獲得戦略

新たな人材の獲得においても上記3つの要素を整備する、マーケット基準に合わせることが重要となります。転職活動を行っている候補者は上記3つのいずれかに満足しておらず前職を退職した可能性が高いため、これからの要素がしっかりとそろっている企業は人材獲得においても優位となると考えられます。また、当イベントでは下記の重要性に関しても議論されました。
  1. 情報の透明性:募集・面接段階でいかに自社の制度に関して透明性を持たせられるかも人材獲得には重要な要素です。
  2. 入社前にギャップを埋める:上記3つの要素を整備する、情報の透明性を上げることに加えて入社直前の際の対応というのも、獲得した人材に長期的に活躍してもらうために重要になります。シンガポールは転職市場が非常に活発で候補者が10社以上の企業に応募するということは珍しくありません。そのため面接内で採用責任者が社内制度等に関して説明を行っていても候補者の記憶に残りづらく、入社してから思っていたものとは違ったという理由で早期退社となることがよく起こります。そのためオンボーディングの際に改めて自社の制度等に関して説明を行い期待値のコントロールを行うことが獲得した人材に長期的に活躍してもらうために重要です。

情報の透明性に関してはKajiwara Singaporeの中澤氏からは「小規模で経営している企業やまだシンガポールで事業を開始して間もない企業にとっては採用段階でこれらを確約するのはリスキーなことなのではないか」という疑問も呈されました。確かにこういった企業にとっては数年後の状況は見通しが立てづらく、候補者に対して面接段階でこれらの内容をシェアするのは非常に勇気のいることだと感じました。

当イベント内で出された結論としては、「確かにボーナスの支給額やキャリアプログレッションの道筋を明確に示すことは難しいかもしれないが、どのような基準でパフォーマンスが評価されるのか、会社はどの方向に進もうとしていて従業員には何を求めているのか、など少し抽象的な内容でもいいのでシェアすることが重要なのでは」という内容でした。

確かに明確な道筋を開示できることがベストではありますが、これらの抽象的な内容を面接内でシェア頂けるだけでも候補者の心的障壁というのは低くすることができるのではないかと感じています。

本記事を最後までご拝読いただきありがとうございます。 総括としてはやはり”対話”が今後のFWA対応、従業員定着率の向上、人材の獲得、そしてより良い企業文化の架け橋を築くためのキーとなりそうです。まだまだシンガポールの採用の見通しは不透明な部分が多いですが、我々Good Job Creationsは日系企業クライアント様の今後のご発展にお力添えさせていただくべく、情報を発信してまいりますので引き続きご愛顧いただければ幸いです。

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執筆者:

執筆:Ayumu
編集・加筆: Rose
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